バッティングと握力の関係は?データと筋肉の役割を元に解説!

ヒリキ
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握力がないとバッティングの飛距離は伸びないの?

ケンディ
ケンディ

握力は目安として60kg前後まであると、バッティングの飛距離アップが期待できます。

本記事の結論

握力は目安として60kg前後まで鍛えることで、バッティングの飛距離を更に伸ばせることが期待できる。

今回はバッティングと握力の関係について解説します。
記事の前半ではデータと握力に関係する筋肉の役割を、記事の後半では握力のトレーニング方法について詳しく解説します。

ケンディ
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成人男性の平均握力45kgよりも少ないという方は、必見です。

執筆者情報

この記事を書いた僕は約5年間パーソナルトレーナーの経歴があり、野球で世界大会に出場したことがあります。
Twitter:@HomerunGym

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バッティングと握力の関係性を示すデータ

下記はプロ野球選手のうち、野手に該当する選手の握力の平均値です(出典:プロ野球選手の体力測定値/中山悌一)。

握力平均値(kg)
利き手59.7
非利き手59.7

そして、下表は日本の成人男性の握力の平均値です(出典:スポーツ庁 令和元年度体力・運動能力調査結果の概要及び報告書について 統計数値表)。

年齢握力平均値(kg)
1840.9
1941.4
20-2445.8
25-2946.4
30-3446.9
35-3946.8
40-4446.7
45-4946.4
50-5445.6
55-5944.7
60-6443.1
65-6940.4
70-7438.0
75-7935.9

日本の成人男性の握力の平均値はおよそ45kg程度です。
それに比べて、プロ野球選手のうち野手に該当する選手は約15kg近く握力が強い傾向にありますね。
このことから、上位レベルで活躍するバッターになるには、それなりの強さの握力がなければならないということが言えると思います。

ちなみに、2020年の阪神タイガースドラフト1位ルーキーの佐藤輝明選手は、握力が右76.1キロ、左手73.5キロだそうです。

度肝を抜くような数値をたたき出したのは握力測定だった。右76・1キロ、左73・5キロ。ともに新人トップで、現在はヤンキースGM特別アドバイザーを務める松井秀喜氏が巨人の新人体力測定で記録した右70キロを優に超えた。

出典:日刊スポーツ 阪神1位佐藤輝明がゴジラ超越 体力測定で度肝抜く

佐藤輝明内野手は、柳田悠岐外野手を彷彿とさせる力強いスイングが魅力的ですが、やはり握力レベルは相当な強さです。

握力とバッティングの関係性については諸説ありますが、野球はバットを握る動作があるスポーツであることは間違いないので、やはり握力はバッティングのレベルを上げるのに必要な力だと考えます。

ケンディ
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続いては握力強化に関係する筋肉について解説します!

握力強化に関係する筋肉

握力を強化するためには前腕筋を鍛えることが必要です。
前腕筋とは腕の筋肉の中でも手首から肘付近までの筋肉のことを指しており、さらに下記3種類の筋肉部位に分けられます。

  • 腕橈骨筋
  • 前腕屈筋群
  • 前腕伸筋群

これら3種類の筋肉部位は、主に物を握る時に働き、握力の強さに深く関係してきます。
ですので握力をつけてバッティングの飛距離を伸ばすためには、前腕筋の3つの筋肉部位をバランス良く鍛えるということが最大のポイントになります。

握力の種類と野球との関係

握力は下記の3つの種類に分けることができます。

  • ピンチ力:つまむ力
  • クラッシュ力:握り潰す力
  • ホールド力:握ったまま保持する力

この中でバッティングと最も関わりのある握力の種類はクラッシュ力です。

ケンディ
ケンディ

今回紹介する握力トレーニングでは、このクラッシュ力を強化するのに効果的な種目を選定していますので、参考にしてください。

バッティングを強化する握力トレーニング

バッティングを強化するのにおすすめしたい握力トレーニングは下記の3種目です。

バッティングを強化する握力トレーニング

①:ラジアルフレクション
②:リストカール
③:リバースリストカール

それぞれ具体的に解説していきます。

ケンディ
ケンディ

前腕筋は持久力がある筋肉なので「20~30回」で限界がくるような高反復回数で追い込みましょう。

①:ラジアルフレクション

  1. 両手でダンベルを持って腰幅に立つ
  2. 肘は伸ばし、気をつけの姿勢を取る
  3. 手首の力だけでダンベルをゆっくりと持ち上げる
  4. 上げきったらゆっくりと元に戻す
  5. この動作を20〜30回繰り返す
  6. インターバル:30秒間
  7. 全部で3セット行う
  8. 終了

ラジアルフレクションの最大のポイントは最適な重量設定です。
重い重量で低回数をやるのではなく、軽い重量で高回数のほうが、よりバッティングの動きに繋げやすくもなります。

②:リストカール

  1. 手のひらを天井に向け、前腕を手首がはみ出るようにベンチに乗せる
  2. ダンベルを片方の手で軽く握って動作スタート
  3. ダンベルを巻き上げるようにして手首で上げていく
  4. 巻き上げたらゆっくりと元に戻す
  5. この動作を20〜30回繰り返す
  6. 逆手も同様に全部で3セット行う
  7. 片手ずつ行うためインターバルは不要
  8. 反対の腕でベンチから離れないように抑えておくとよい
  9. 終了

リストカールの最大のコツはスタートする時と戻した時になるべく指先のギリギリでダンベルを持つことです。
そうすることで前腕筋のより深いところまで鍛えることができて握力の向上が期待できます。

③:リバースリストカール

  1. 手の甲を天井に向け、前腕を手首がはみ出るようにベンチに乗せる
  2. ダンベルを片方の手で軽く握って動作スタート
  3. 手首の力を使ってダンベルを持ち上げる
  4. 持ち上げたらゆっくりと元に戻す
  5. この動作を20〜30回繰り返す
  6. 逆手も同様に全部で3セット行う
  7. 片手ずつ行うためインターバルは不要
  8. 反対の腕でベンチから離れないように抑えておくとよい
  9. 終了

リバースリストカールの最大のコツは手首でダンベルを持ち上げるように意識することです。
反動を使ってダンベルを持ち上げないように注意しましょう。

バッティングを強化する握力ギア

バッティングを強化する握力ギアを2つ紹介します。

①:握力計(竹井グリップD)

一つ目は握力計です。
トレーニングをして握力がしっかりと強化されているかを測定するために1台あると良いでしょう。
おすすめは竹井グリップDで、学校の体力測定などで使われているものです。
日本人なら誰でも馴染みのあるタイプですね。

②:CoCグリッパー

二つ目はCoCグリッパーです。
CoCグリッパーとは、米・アイアンマインド社の「キャプテンズ・オブ・クラッシュ・グリッパーズ」が出している商品で強度が豊富なのが特徴。
筋トレ愛好家の間ではCoCグリッパーの何番まで閉じれるかが話題になるほど世界でも有名な握力グリップです。
グリップ強度は下記の通りになります。

名前強度
ガイド27kg
スポーツ36kg
トレーナー45kg
ポイントファイブ(No.0.5)54kg
No.163kg
No.1.575kg
No.288kg
No.2.5108kg
No.3127kg
No.3.5146kg
No.4165k

どの強度の物を買えば良いかは、下記に目安を記載しておきますので参考にしてください。

  • 握力40kg:トレーナー
  • 握力50kg:No.0.5
  • 握力60kg:No.1

まとめ:バッティングと握力の関係

以上、バッティングと握力の関係についてでした。
繰り返しになりますが、握力は目安として60kg前後まで鍛えることで、バッティングの飛距離を更に伸ばせることが期待できます。
今回紹介した握力トレーニング方法は数ある筋トレ種目の一部ですが、毎日継続するば握力を強化することはできるはずです。

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